こんばんは。
横浜・馬車道の靴修理店 A Presto Care(ア プレスト カーレ)です。
今日はこちらの靴から。
よく起こる劣化の状態なので、経験のある方も多いのではないでしょうか?
[Salvatore Ferragamo サルヴァトーレ・フェラガモ]
ヒール交換
ハーフラバー
2足ともフェラガモのパンプスで全く同じような状況です。
白っぽく見えるのはカビでなく、加水分解による劣化の症状。
この状態ですと、歩くたびにポロポロとラバーが剥離します。
このフェラガモに限らずですが、このタイプのレディースシューズについている純正のラバーは年月が経つと加水分解を起こします。
もちろん全てのというわけではありませんが、「こんな状態になっても修理できますか?」とお問い合わせいただく事が多いのも事実。
しかし、ご安心下さい。
劣化したラバーを取り除いて新しいラバーを取り付ける事が可能です。
今回使用したのはビブラムのデュプラ。厚みは6㎜。
加硫ゴムですので、時間が経ってもボロボロと崩れる心配がありません。
そのかわりと言ってはなんですが、硬化します。
ただそれは10年とか20年とかの単位ですので、適度に使用していただければその前に交換となるので、実質心配はしなくてもいいと思います。
(使用や保管条件で変わります。)
合わせてレザーの部分もハーフラバーをして補強。
今回、フェラガモのロゴは綺麗に残す事ができました。
今回のような症状は「しばらく履いてなくて久しぶりに箱から出して履いたら・・・」
という状況下でよく起きるものです。
そういった靴は履く前に一度修理されることをオススメします。
ヒール交換 ¥2,200(税込)
ハーフラバー ¥3,500(税込 つま先アタッチ込み)
A Presto Care(ア プレスト カーレ)
横浜市中区本町6-57 OZNAS馬車道1F
Tel:045-211-4226
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みなとみらい線馬車道駅より徒歩1分
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営業時間:10:00~19:00
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