こんばんは。
横浜・馬車道の靴修理店 A Presto Care(ア プレスト カーレ)です。
ここ最近クリーニングの依頼が増加しています。
今年は梅雨の期間が短かったですが、湿度は相変わらず・・・
やはり「カビが生えてしまった」という理由による持ち込みが多いです。
混み合っている関係で通常よりもお時間はいただきますが、そうなってしまった場合は是非お持ち下さい。
さて今日はこちらの1足から
[CONVERSE コンバース チャックテイラー]
ソール補強(Vibram 598)
コンバースのチャックテイラー。
誰しもが一度は履いたことある定番デザイン。
もちろんそのまま履いて全く問題ありません。
お持ち込みいただいたお客様は「カカトの部分のタグが削れていくのが嫌なんです」と。
その気持ち、よくわかります。私も経験済みです。
ということで新品の状態にビブラム598・ドクロ柄のソールを取り付けました。
(今回ソールはお客様からお持ち込みいただきました)
修繕前の写真を見ていただくとわかりますが、コンバースのソールは凹凸があり平らではありません。
まずはバフをかけて面を全体的にならしていきます。
といっても平らになるまで削ってしまうのは削りすぎなので、あくまでもならしです。
凹凸の深いところ(特に中央の扇形の部分)はコルクを使って埋めていきます。
その後、プライマー(接着剤の付きをよくする為の塗料)を塗って乾燥。
同様に材料の方もバフがけをしてプライマーを塗布。
乾燥したら接着剤を塗り→乾燥→取り付け。
以前レッドウィングのアイリッシュセッターのオールソールでも書きましたが、接着させたら1日乾燥の為に放置します。きちんと接着力を出す為です。
特に合成ゴム同士の接着には気を使います。
1日経ったら余分な部分をカット。
ここもできるだけ機械で削るのを抑える為にエッジのラインギリギリで切り回しをします。
機械にあてて削る時間が増えると摩擦でゴムが熱を持って接着剤が緩んできてしまうのです。
剥離の原因にもなるので特に注意が必要です。
仕上げにラバー部分を拭いて完成です。
減ってきたらオリジナルの底を傷める事なく(減り具合にもよります)部分補修も可能なので、ご安心ください。
ソール補強 ¥9,900(税込)〜
A Presto Care(ア プレスト カーレ)
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