こんばんは。
横浜・馬車道の靴修理店 A Presto Care（ア プレスト カーレ）です。
「つま先にスチールがついているのですが、それを活かしてハーフラバーできますか？」
最近ちょくちょくお問い合わせいただく内容です。
答えは・・・
できます
今日はそんなハーフラバーの紹介です。
[Berwick バーウィック]
ハーフラバー（つま先のスチールをはずさずに活かす）
既にスチールでつま先を補強してある状態ですが、ソール（靴底）は摩耗が見られ、特に外側のアウトステッチは若干切れかかっています。
写真からは分かりづらいですが、ソールの真ん中部分の摩耗は顕著です。
スチール自体はまだ交換しなくてもいい状態なので、これを活かしてハーフラバーをしました。
この修理で重要なのはスチールとラバーの接地面が平らになる事です。
スチールを取り付ける時にスチールの厚み分ソール（靴底）を掘り込んでつけます。
つまり、スチールがついている今の状態が平らの状態なのです。
このまま単にラバーを取り付けると貼り合わせの所ラバーの厚み分の段差が出てしまいます。
まずはラバーの付ける位置を決めデザインテープで型を取り、ラバーを切り出します。
（上の写真が切り出したラバーです）
その後、ラバーを薄く加工。
ラバーは薄くしすぎると剥がれやすくなるので、ソール側も少し加工します。
ここまで終わればあとは取り付けて削るだけ！
完成です！
もちろんラバーも交換できますし、スチールも交換できます。
「スチールをつけてつま先は心配ないけど、ソールの真ん中が減ってきた。。。」
となればこのような修理で対応できます。
是非ご相談下さい。
ハーフラバー（変則型） ￥4,400（税込）
A Presto Care（ア プレスト カーレ）
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