ヒール交換 つま先補修
[Berwick バーウィック]

こんばんは。
横浜・馬車道の靴修理店 A Presto Care(ア プレスト カーレ)です。

今日はこちらの靴。
最近よく修理に持ち込まれます。
持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

[Berwick バーウィック]
ヒール交換(Vibram2055 丸ポイント)
つま先補修(ラバー)

修繕前
修繕前
修繕前

バーウィックと言えばスペイン発のシューメーカー。
グッドイヤーウェルト製法で、プレミアムラインはソールにレンデンバッハを使っているようです。コードバンを除いてですが、これで3万円台というのが驚き。

コスパ抜群ですね。

今回は底周りが全く同じ仕様の3足を同時紹介。
レザーソールの上にあらかじめハーフラバーがついていて、一緒に縫い付けられている仕様です。

修繕前
修繕前 
修繕前

ラバーの取り付け位置を決める際に、ソール(靴底)のポイント部分に重ならないように注意します。
今回使用したトップリフトはVibram 2055、いわゆる丸ポイントと呼ばれているヒールです。

修繕後
修繕後
修繕後
修繕後
修繕後
修繕後

元々ついているラバーはウレタンだったので、削った後にプライマー(接着剤の効果を高めるための塗料)を塗って下処理をしてから接着します。

修繕後 ヒール
修繕後 ヒール

ところで、今回のようなソール(靴底)の仕様でお客様によく言われるのが、


「つま先や底の真ん中が減ってきたらオールソールするしかないのか?」


という質問です。

答えは・・・NO。

下記のような修理方法があります。


① 今回紹介したようにつま先だけ部分的に補修する。

② 縫い付けられているラバーを取って新しくラバーをつける。その後、再度縫い付ける。
  もしくは縫いはレザーの部分だけにしてラバーは接着で取り付ける。

③ 上からラバーを被せる。(ただし、ポイントの凹凸があるのであまりオススメではない)

④ オールソールをする。

状態や細かい仕様を見てからの判断となってしまいますが、オールソールしか方法がないわけではないので、お手持ちの靴でお悩みのものがありましたら是非一度ご相談下さい。

ヒール交換(Vibram2055) ¥3,500(税込¥3,850)
つま先補修(ラバー) ¥2,000(税込¥2,200)

※郵送でも修理を承っております。
お気軽にご利用下さい。

A Presto Care(ア プレスト カーレ)
横浜市中区本町6-57 OZNAS馬車道1F 
Tel:045-211-4226

ACCESS
みなとみらい線馬車道駅より徒歩15秒
JR桜木町駅より徒歩5分

横浜市役所の向かい、東横インさんの並びとなります。

営業時間:10:00~19:00
定休日:毎週水曜日・第3木曜日

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