思い出の1足

こんばんは。
A Presto Care(ア プレスト カーレ)です。
今日はちょっとした雑談を。

「なぜ今の仕事をしようと思ったの?」と聞かれる事があるのですが、答えは単純。


「靴が好きだから」


といっても、例えばジョンロブやエドワードグリーンといった靴ではなく漠然と「靴が好き」という感じ。

その好きが高じて婦人靴の商社に就職し紆余曲折を経て今に至るわけですが、学生の頃に雑誌で見たある靴に物凄く惹かれました。


「MIHARA YASUHIRO ミハラヤスヒロ」

木型に対してアッパーのデザインが捻れていたり、履くと甲の部分にシャーリング(シワ)が入ってクシャッとなるブーツなど今まで見たこともないようなデザインばかり。
プーマとのコラボやあぶり出し加工の靴などもありました。

そして記念すべき初ミハラヤスヒロがこの1足。

記憶は定かではないですが、おそらく15年前ぐらいに買ったもの。
今でこそ靴は何足かをローテーションで履いてお客様にもそのように勧めていますが、当時は全く関係なし。ガンガン履いていました。

ただずっと履いていたかったので、定期的にカカトの修理などをしてメンテナンスはしていました。

流石に自分の服装や嗜好も変わってきたので履く機会は少なくなりましたが、たまに引っ張り出してきては磨いて履いています。

ある意味自分の原点となる1足なので、10年後・20年後でも履けるように大事にしていきたいと思います。

Share